- 2025年10月5日
【宝塚市の消化器内科が解説】腸活におすすめの食材とは?食物繊維で腸を整えよう
「秋の味覚」といえば数多くありますが、その中でも健康面で特に注目したいのが きのこ類。

しいたけ・しめじ・まいたけ・えのき――まさに和食を支える“名脇役”といえる存在です。
◆繊維質が豊富で超活に最適
きのこには 食物繊維 が豊富に含まれています。
腸内環境を整えて便秘改善に役立つほか、特に水溶性食物繊維は腸内細菌のエサとなり、腸活を助ける働きがあります。腸が整うと、体全体の調子も良くなるため、毎日の食事に積極的に取り入れたい食材です。
◆ビタミンD豊富で骨粗鬆症にも有効
さらに見逃せないのが ビタミンD。
骨の健康に欠かせない栄養素ですが、日本人には不足しやすいといわれています(厚生労働省からのデータ)。特に日光を浴びた干ししいたけなどは、ビタミンDの含有量がぐんと増え、効率的に摂取できます。骨粗しょう症予防の面からも、ぜひ取り入れたいですね。
◆ダイエットのお供にも
そしてもう一つの魅力が、その 低カロリーさ。

100gあたり約20kcalととてもヘルシーで、大盛りにしても安心。満足感がありながら脂質も少ないため、ダイエット中の方にもぴったりです。炒め物や汁物、炊き込みご飯など、どんな料理にもよく合う万能食材といえるでしょう。
◆大腸内視鏡検査の前日にはNG!
ただし…ひとつだけ注意点があります。
大腸内視鏡検査の前日にはNGなんです!
きのこの繊維質は腸に残りやすく、検査中にモニターの中を“きのこ”がふわりと映ることもあるんです😅
「……さん、昨日きのこ召し上がりました?」
「(なんで分かったの💦)」
なんてことにならないよう、検査前はきのこ料理を少し控えましょうね。
当院(はらの内科クリニック)では、宝塚市で消化器内科・内視鏡検査を行っています。
腸活や便秘、検査前の食事、ダイエット!?についてもお気軽にご相談くださいね。