- 2025年12月14日
- 2025年12月16日
犬の散歩でまさかの骨折!元ハンドボール部医師が「受け身」を発動した結果・・実録ブログ
◆犬との爽やか散歩が“事件”の始まり
先日、義母が飼っている犬と気持ちよく散歩していたんです。

凛とした冷たい空気、犬はご機嫌、私も妙にテンションが上がって、
「よーし、今日は走るぞ!!」
そのまま犬と全速力ダッシュ!
……わずか数秒後。
犬、まさかの急失速。
(※バッテリー切れのスマホみたいに突然のシャットダウン)
「え、ちょっと待って? 今の流れ、競争でしょ?」
とツッコむ間もなく、犬は私の足元にピタッと停止。
避けきれず、そのまま——
ドテーーーーッ!!!

◆元ハンドボール部の“受け身スキル”発動!しかし肩に違和感…
しかし、ここからが元ハンドボール部の底力。
学生時代に鍛えた“受け身スキル”が勝手に発動し、
コロリンッと華麗に一回転して着地!
「危なかった〜、怪我せず済んだ!」
……と思ったその瞬間。
右肩に妙な違和感。
そっと触ると、
触った瞬間わかる違和感。
「これ正常解剖じゃないぞ。」
◆ネット検索で“脱臼”を選ぶ現実逃避 → 10分後に電撃痛
急に不安になってネット検索すると、
《骨折の可能性》《脱臼の可能性》《場合によっては大惨事》
など恐怖ワードが次々ヒット。
でも痛みはまだ“そこそこ”だったので、私は都合よくこう思ったのです。
「うん、これは軽い脱臼だね。うん、そうに違いない。」
——そしてここでしれっと登場したのが、以前ブログでも書いた
“カレーの認知バイアス理論”。
(自分に都合のいい情報ばかりを集めて「やっぱりね!」と納得してしまう心理的クセ)
つまり私は、医療情報でも同じことをやっていたわけです。
『脱臼の可能性』の記事ばかりを都合よく拾い、『骨折の可能性』は完全スルー。
(しかも医者なのに!)
自分にとって“心地よい情報”だけをすくい取ってしまう——
これぞ、認知バイアスのお手本!
しかし10分後。
歩くたびに肩へ “電撃ビビビッッ!!”
完全にブラックサンダー級の衝撃。
「……あ、これ脱臼じゃないかも。」
現実が私の認知バイアスを粉砕し、観念して休日診療の病院へ向かったのでした。
◆整形外科の先生「……あ、折れてますよ」
幸い、整形の先生がいてくださり診ていただくと——
先生「……あ、折れてますよ」

ですよね!!!!!
道中の車の振動に一人悶絶していた時点で薄々気づいてました・・・
レントゲンを見ると、素人の私でもわかるレベルでバッキリ。
潔いほどの「折れてます」感。
◆犬との爽やか散歩 → まさかの手術篇・開幕
ということで、まさかの私、人生初・手術デビューが決定。
犬との爽やか散歩が、そのまま
「手術篇」開幕につながるなんて…
誰が予想したでしょうか・・・
(続編:入院~手術準備編に続きます)
