• 2025年12月14日
  • 2025年12月7日

犬の散歩でまさかの骨折!元ハンドボール部医師が「受け身」を発動した結果・・実録ブログ

犬との爽やか散歩が“事件”の始まり

先日、義母が飼っている犬と気持ちよく散歩していたんです。

凛とした冷たい空気、犬はご機嫌、私も妙にテンションが上がって、
「よーし、今日は走るぞ!!」
そのまま犬と全速力ダッシュ!

……わずか数秒後。

犬、まさかの急失速。
(※バッテリー切れのスマホみたいに突然のシャットダウン)

「え、ちょっと待って? 今の流れ、競争でしょ?」
とツッコむ間もなく、犬は私の足元にピタッと停止。

避けきれず、そのまま——
ドテーーーーッ!!!

元ハンドボール部の“受け身スキル”発動!しかし肩に違和感…

しかし、ここからが元ハンドボール部の底力。

学生時代に鍛えた“受け身スキル”が勝手に発動し、
コロリンッと華麗に一回転して着地!

「危なかった〜、怪我せず済んだ!」
……と思ったその瞬間。
右肩に妙な違和感。

そっと触ると、
触った瞬間わかる違和感。
「これ正常解剖じゃないぞ。」

ネット検索で“脱臼”を選ぶ現実逃避 → 10分後に電撃痛

急に不安になってネット検索すると、
《骨折の可能性》《脱臼の可能性》《場合によっては大惨事》
など恐怖ワードが次々ヒット。

でも痛みはまだ“そこそこ”だったので、私は都合よくこう思ったのです。
「うん、これは軽い脱臼だね。うん、そうに違いない。」

——そしてここでしれっと登場したのが、以前ブログでも書いた
“カレーの認知バイアス理論”
(自分に都合のいい情報ばかりを集めて「やっぱりね!」と納得してしまう心理的クセ)

つまり私は、医療情報でも同じことをやっていたわけです。

『脱臼の可能性』の記事ばかりを都合よく拾い、『骨折の可能性』は完全スルー。
(しかも医者なのに!)

自分にとって“心地よい情報”だけをすくい取ってしまう——
これぞ、認知バイアスのお手本!

しかし10分後。

歩くたびに肩へ “電撃ビビビッッ!!”
完全にブラックサンダー級の衝撃。

「……あ、これ脱臼じゃないかも。」

現実が私の認知バイアスを粉砕し、観念して休日診療の病院へ向かったのでした。

整形外科の先生「……あ、折れてますよ」

幸い、整形の先生がいてくださり診ていただくと——

先生「……あ、折れてますよ」

ですよね!!!!!

道中の車の振動に一人悶絶していた時点で薄々気づいてました・・・

レントゲンを見ると、素人の私でもわかるレベルでバッキリ。
潔いほどの「折れてます」感。

犬との爽やか散歩 → まさかの手術篇・開幕

ということで、まさかの私、人生初・手術デビューが決定。

犬との爽やか散歩が、そのまま
「手術篇」開幕につながるなんて…
誰が予想したでしょうか・・・

(続編:入院~手術準備編に続きます)

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