- 2025年5月11日
三宮でふらっと献血してみた!医師の献血ルーム体験レポート
先日、三宮に出かける用事があり、「折角だし献血でもして帰ろうかな」と思い、献血ルームに立ち寄ってきました。
実は私、高校生のとき以来かれこれ15回ほど経験があります。ちょっと遠出をすると「献血して帰るか」と思ってしまう…ちょっと変わった癖があるのです。献血ルームを見ると、つい吸い寄せられてしまうのは職業病かもしれませんね

さあ受付から開始です。モニターに過去の病気や服薬歴、海外渡航歴などを入力、その後医師による血圧・脈拍の測定、問診を受けます。
ちなみに、私も献血の業務経験があるのですが、座っているだけに見えて、実はなかなか大変な仕事。健康な方ばかりですから問診は軽く受け流されます。しかも“玄人献血者”とのお話は、こちらが圧倒されることもあります(苦笑)。
ところで今回驚いたのは献血前の比重(血液の濃度)チェックの方法が変わっていたことです。
以前は腕の血管から採血していたのですが、今回は「指尖採血」という方法に変わっていました!
これは、指先に小さな針を刺してほんの少しだけ血を採るやり方。血管を探す必要がなく簡便ですが…実は、意外にチクッとするんです

さあ、いよいよ本番です。
例の“太い針”が登場。「あぁ、これぞ献血!」という存在感です。
私の血管は見た目はしっかりしているのですが、実はちょっと細め。過去には普通の採血すら難しかったこともあります。でも見事に一発成功!さすがプロです。
献血そのものは10分ほどで終了。パックに陰圧がかかっているためスムーズに進みます。
でも、実は私、以前こんなことがありました。
隣の方より随分早く針を刺されたのに…私のほうが後から終わったのです(涙)。
そのときは「血管が細いみたいですね~」と、スポンジを渡されてグーパー運動を強いられることに…。10分間ひたすらグーパー。周囲はのんびりしてるのに、自分だけ必死。これは地味に辛い(笑)
でも、そんな体験も含めて、献血ってやっぱり面白いですよね。
献血は短時間でできる、とても身近なボランティアです。

血液はまだ人工的には作れません。誰かの命を救うためには、ひとりひとりの善意が必要です。(人工赤血球の実用化、待ち遠しいですね…!)
三宮をはじめ、各地の献血ルームは清潔で快適な空間が整っており、お菓子やジュースもついてきます。休憩がてら立ち寄るのにもぴったりですよ。
もし「ちょっと行ってみようかな」と思われた方は、ぜひ献血ルームをのぞいてみてくださいね。