• 2025年12月31日
  • 2025年12月28日

犬の散歩で鎖骨骨折|医師が患者になった入院・手術当日のリアル【実録・第3話】

白衣を脱いで、そのまま病院へ

そして迎えた入院当日。
外来を終え、白衣を脱ぎ、その足で病院へ向かいました。

いつもは「迎える側」ですが、今日は完全に「迎えられる側」。
受付を済ませた瞬間から、はっきりと「病院に来た」感じがします。

笑顔で告げられる“衝撃の入院スケジュール”

病棟に案内されると、看護師さんから
優しく、そしてなかなか衝撃的な入院スケジュールの説明。

「手術日は、丸一日絶食ですねー」

……え?

さらに追い打ち。

「尿道バルーンが入るかもしれません」

……ええ!?

説明ラッシュと、慌ただしい入院初日

気落ちする間もなく、
薬剤師さん、麻酔科の先生、主治医の先生から説明が次々と続き、
気づけば、お風呂、食事、書類……イベント盛りだくさん。

「入院って、こんなに忙しいんだ……」

夕食後、突然訪れる“静かな世界”

夕食が終わると、病棟の雰囲気は一変。
昼間の慌ただしさが嘘のように、
病棟は静寂に包まれました。

◆手術当日、絶食の朝と“救いの飲み物”

朝6時、起床。

私は絶食。

周囲から聞こえる食事の音が、ひたすら切ない……。

……が、午前中に2回、
“栄養補助飲料”の配給があるのです。

侮っていました。
仕事終わりの一杯目のビール並みに沁みます!

歩いて手術室へ。患者になると、別世界

15時、いよいよ手術。
自分の足で、手術室へ向かいます。

何度も見てきたはずの手術室なのに、
患者として入ると、まるで別物。

「テレビで見たことあるやつ!」
と、妙に興奮してしまいます。

◆「息苦しくなりますよ」の瞬間、深い眠りへ

手術台に横になると、スタッフさんたちがテキパキと準備。

数分後、麻酔科の先生がひと言。
「ちょっと息苦しくなるかもしれませんが、すぐ眠くなりますよ」

あ、息苦し――
と思った瞬間、もう深い眠りに落ちていました。

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