• 2026年2月12日

冬に外国人観光客が薄着に見えるのはなぜ?寒さへの適応を医学的に考える

冬の観光地で海外の方を見かけて、思わず「えっ?」となることがあります。

それが“服装”。

真冬なのにかなりの薄着。
中には「夏ですか?」と思うくらいの方もいます。
なぜあんなに寒くないのでしょうか。

医学的に考えると、理由は大きく2つあります。

① 筋肉と皮下脂肪の働き

骨格筋は体の中で熱を作る“ストーブ”のような存在です。筋肉量が多いほど、安静時でも作られる熱は増えます。
さらに皮下脂肪は、いわば天然のダウンコート。
体の熱を外に逃がしにくくする断熱材の役割を果たします。

つまり

「熱を作る力」と「熱を逃がさない力」

この両方が寒さへの強さにつながります。
もちろん個人差があり、特定の国の方すべてに当てはまるわけではありません。

② 寒さに慣れる「寒冷適応」という仕組み

もう一つの理由は「寒冷適応」です。

欧米では冬の気温が低く、日照時間も短いため、厳しい寒さが長く続く地域が多くあります。

そのような環境にいると、

  • 寒いときに血管がうまく収縮する
  • 震え始める温度が変化する
  • 褐色脂肪が活発になり、熱産生が高まる

といった変化が起こります。
この結果、同じ気温でも寒さを強く感じにくくなるのです。

寒さの感じ方は人それぞれ

もちろん、日本の方でも寒さに強い方はいます。
これは欧米の方“特有”というわけではありません。

ちなみに私はというと……

日本発祥のカイロが手放せない体質です(笑)。
寒さの感じ方は本当に人それぞれ。

無理をせず、自分の体に合った防寒をすることが大切です。

特に今はインフルエンザが流行する季節。体を冷やさないことも、体調管理の一つです。

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