- 2026年9月15日
健診で尿酸値が高いと言われたら?痛風を防ぐ食事・飲酒・運動のポイント
健診の結果を見て、
「尿酸値が高いですね」
と言われたことはありませんか?
「痛風になってしまうのでは?😨」
と心配される方も多いと思います。

尿酸値が7.0mg/dLを超える状態を「高尿酸血症」といいます。
ただし、尿酸値が高いからといって、すぐに痛風発作が起こるわけではありません。
しかし、高い状態が続くと、尿酸の結晶が関節にたまり、ある日突然、足の親指の付け根などが赤く腫れて激しく痛む「痛風発作」を起こすことがあります。
では、尿酸値が高かったら、どうすればよいのでしょうか?
◆尿酸は食事だけで作られるわけではありません
「尿酸が高い=プリン体を食べすぎた」
と思われがちですが、それだけではありません。
尿酸は、食事から摂ったプリン体だけでなく、体内でも作られています。
そのため、プリン体の多い食品を避けることは大切ですが、それだけで十分というわけではありません。
肥満や飲酒、運動不足など、生活習慣全体を見直すことが大切です。(▶️Mindsガイドラインライブラリ)
◆お酒は「種類」より「量」に注意
尿酸値が高い方では、まず飲酒量を見直しましょう。
「ビールはプリン体が多いから、焼酎なら大丈夫」
というわけではありません。

アルコールそのものに、尿酸を作りやすくしたり、腎臓から尿酸を排泄しにくくしたりする作用があります。
そのため、ビール、日本酒、ワイン、焼酎など、種類にかかわらず飲みすぎには注意が必要です。(▶️健康日本21アクション支援システム)
飲む場合は、アルコール量として1日20g程度までを一つの目安にしましょう。
ビールなら500mL、日本酒なら1合程度が目安になります。
もちろん、これは「毎日20gまで飲んでよい」という意味ではありません。
できれば休肝日もつくり、飲む量そのものを減らすことが大切です。
◆プリン体は「ゼロ」にする必要はありません
レバーなどの内臓肉、魚の干物、煮干しなどはプリン体を多く含みます。
こうした食品を大量に食べることは避けた方がよいでしょう。
一方で、肉や魚をすべて避ける必要はありません。
食べる量や頻度を意識しながら、野菜、海藻、豆腐なども組み合わせ、バランスのよい食事を心がけることが大切です。
また、清涼飲料水などに含まれる果糖の摂りすぎも、尿酸値を上げることがあります。
「プリン体」だけでなく、甘い飲み物や食べすぎにも注意しましょう。(▶️Mindsガイドラインライブラリ)
◆運動は「適度」がポイント
尿酸値が高い方には、ウォーキングなどの適度な有酸素運動がおすすめです。
まずは無理のない範囲で、1日30分程度を目安に体を動かしてみましょう。
ただし、
「尿酸値を下げるために、いきなり激しい運動を!」
というのはおすすめできません。
激しい無酸素運動などでは、かえって一時的に尿酸値が上昇することがあります。
無理をせず、継続できる運動を習慣にすることが大切です。(▶️健康日本21アクション支援システム)
◆体重と水分も大切です
肥満がある場合は、食事と運動を見直し、無理のない範囲で少しずつ体重を減らすことも尿酸値の改善につながります。
そして、もう一つ大切なのが水分です。
水分を十分にとることで尿量が増え、尿酸の排泄を促すことができます。
水やお茶など、糖分の少ない飲み物を中心に、こまめに水分をとりましょう。(▶️Mindsガイドラインライブラリ)
◆「プリン体だけ」を気にしないこと
尿酸値が高いと、
「レバーを食べないようにしよう」
「ビールをやめよう」
と考えがちです。
もちろん、それも大切です。
でも、本当に大切なのは、お酒、食事、運動、体重、水分など、生活習慣全体を見直すこと。

「プリン体を減らす」だけではなく、「健康的な生活をする」。
その結果として、尿酸値の改善も期待できます。
健診で「尿酸値が高い」と言われたら、まずはできるところから少しずつ生活習慣を見直してみましょう😊
