
大腸カメラ
「大腸がん」は我が国で患者さんが最も多いがんです。しかし、ポリープの切除で発病を約90%防げる「予防可能ながん」の一つでもあります。
このような方に大腸検査をお勧めします
- 便に血が混じる
- 便秘や下痢がつづく
- 便が細くなった
- 大腸がん検診で異常だった
- 家族が大腸癌になった
検査の必要な症状、わかる病気
- 大腸がん
- 大腸ポリープ
- 潰瘍性大腸炎
- クローン病
- 感染性腸炎
- 痔
- 大腸憩室症 など
大腸カメラの特徴
1、 鎮静剤を使った「苦痛の少ない内視鏡検査」が行えます
不安、苦痛を和げるため少量の鎮静剤を使った大腸カメラが可能です。
2、 胃と大腸の内視鏡検査が同日に行えます
2度の絶食、来院をする必要がありませんので体力的に優しい検査です。
大腸の内視鏡検査の流れ
検査前日
- 夕食は午後9時までに、消化の良いものを少なめに。
※寝る前に下剤を飲んでいただく場合があります。
検査当日<<自宅で>>午前
- 朝から絶食です。(水・お茶:可、コーヒー等:不可)
- 自宅で大腸をきれいにする下剤を飲み始めます。
- 数回に分けて合計約2L程度飲みます。
- 何度かトイレに通うと、液体のような便になります。
検査当日<<来院後>>午後
- 検査着に更衣し、検査台に横になります。
- 鎮静剤を注射します。
- 肛門から内視鏡を挿入し、医師がモニターに映る腸内を隅々まで観察します。
検査終了
- 検査が終わったら、横になって少し休みます。
- 検査の説明を聞いていただき終了です。
- 飲食は、検査後約一時間後から可能です。(注意事項あり)
※組織検査を行った場合は、後日結果説明を聞きに来ていただきます。
検査後の注意
- 自転車や車の運転は禁止です。(翌日からOK)
- ポリープを取った時にはシャワー程度にし、激しい運動は避けましょう。当日のアルコールもおやめください。
- お尻からの出血、強い腹痛などがあればご連絡ください。
協力:オリンパス株式会社 おなかの健康ドットコム(https://www.onaka-kenko.com)より